2010年12月:
12/26-28:
京都大学の大学院教育学研究科で認知科学特論の集中講議を行いました.時間についての知覚や認知の特性について紹介しました.大変お世話になりました.
12/4:
東北大学の片平さくらホールで開催された第2回多感覚研究会に発表参加しました.
- 一川誠, 政倉祐子. (2010). 手の運動と輝度変調の対応関係における一貫性とフラッシュラグ効果.
- 政倉祐子, 一川誠. (2010). 視聴覚刺激の指示的な一致が快さの印象におよぼす効果.
- 山下祥広, 一川誠. (2010). 不一致な視聴覚手がかりに対する注意の処理.
- 山田美悠, 一川誠. (2010). 視聴覚の同期性についての感性的処理と知覚的処理の関係.
11月:
11/27-28:
関西学院大学上ヶ原キャンパスで開催された日本基礎心理学会第29回大会に発表参加しました.
- 一川誠, 遠矢大輔. (2010). 両眼視差手がかりの大きさと見かけの奥行量,印象との対応関係.
- 山田美悠, 一川誠. (2010). 視聴覚刺激の同期性における印象形成と知覚的判断の関係.
また,この大会の特別企画の錯視コンテストで山口大学理工学研究科の共同研究者と共同で応募した作品『道路写真の角度錯視』(長篤志,長田和美,三池秀敏,一川誠,松田憲, 2010)がグランプリを獲得しました.
このコンテストでは昨年に引き続き,一川が審査委員を勤めましたが,厳正な審査のため,自分の関連作品についての審査には加わりませんでした.
コンテストの入賞作品はこちら(審査委員長をつとめられた立命館大学北岡明義先生のサイト)を御覧ください.11/15:
知覚や認知の時間特性,心的時間の特性についてのインタビュー記事が雑誌のPenに掲載されました.11/6, 13:
心的時間についての解説が2週にわたって中日新聞の文化面「人生のページ」に掲載されました.
10月:
10/28:
千葉大学スタートアップCOEプログラム「人間理解のための認知適応科学の創成」の第5回合同セミナーで,研究室のメンバーが以下の発表を行いました.
- 山田美悠. (2010). 視聴覚刺激の同期性に関する印象形成と知覚的判断.
9月:
9/30-10/1:
東北大学片平キャンパスで開催された東北大学電気通信研究所・共同プロジェクト研究会「視覚科学の学際的アプローチに向けて」に指定討論者として参加しました.9/20-22:
大阪大学豊中キャンパスで開催された日本心理学会の第74回大会に発表参加しました.また,シンポジウム『注意研究の基礎的側面と実践的側面:注意と行為』で指定討論を行いました.
- 一川誠, 政倉祐子. (2010). 輝度変調のフラッシュラグ効果に能動的操作が及ぼす効果.
- 松田憲, 矢倉由果里, 一川誠. (2010). BGMの音楽的特徴が時間評価に及ぼす影響.
- 山下祥広, 一川誠. (2010). 不一致な視聴覚情報に対する注意の処理.
- 山田美悠, 一川誠. (2010). 視聴覚刺激の同期性に関する印象形成と知覚的判断の関係.
9/17:
山口大学工学部での映像情報科学(視覚工学)研究会で『両眼立体視の時間特性:視差分布からの検討』というタイトルの講演を行いました.9/11:
千葉市科学館の『みんなの科学教室2010』で,研究室の学生と一緒に,『動く錯視のワークショップ』を行いました.小学生を対象に,絵の具や色鉛筆を使って動く錯視(Pinna Illusion)やフラッシュラグ効果をもとにした作品製作を行いました.9/9:
千葉大学自然科学系総合研究棟で開催された千葉視覚研究会で『両眼視差量が画像の印象におよぼす効果』というタイトルの講演を行いました.9/1-4:
東北学院大学で『認知心理学』の集中講議を行いました.
その間,東北学院大学教養学部や東北大学電気通信研究所塩入・栗木研究室,東北大学文学部心理学研究室(行場研究室)の見学を行いました.ありがとうございました!.
8月:
8/30:
雑誌『談』(たばこ総合研究センター<TASC>)のno. 88「特集:リアルはどこで生まれるか」にインタビュー記事『「生きられる時間」はどこにあるのか』が掲載されました.8/23:
文化放送の『くにまるワイド・ごぜんさま』の中の『くにまるアカデミー』というコーナーで心的時間の特性について解説しました.8/10:
雑誌『大人の科学』(学研)のVol. 28にインタビュー記事『ジカンガクの世界』「今,感じているものは常にちょっとばかり過去」が掲載されました.8/2-3:
東京工業大学すずかけ台キャンパスで開催された日本視覚学会の2010年夏季大会に参加しました.
7月:
7/31:
千葉大学スタートアップCOEプロジェクト『人間理解のための認知適応科学の創成(CogAS)』のWork Shop企画『認知の適応とは何か?』を国立情報学研究所で開催し,『奥行知覚の可塑性と行動適応:反転眼鏡の長期装着による検討』というタイトルで話題提供を行いました.7/23-26:
台北の台湾大学のGIS Convention Centerで開催されたAsia-Pacific Conference on Visionに発表参加しました.7/15:
- Ichikawa, M. & Masakura, Y. (2010). Reduction of the flash-lag effect in terms of active control of visual stimulus an hand movement size.
雑誌『プレジデントFamily plus』(プレジデント社)の8月号別冊に心的時間についての解説記事が掲載されました.7/9:
雑誌『Housing Tribune』(創樹社)のVol. 391にインタビュー記事『新・すまい学 知覚から考える生活環境(後)』が掲載されました.
6月:
6/29:
東京大学先端科学技術研究センターの西成研のセミナーで『心的時間の特性:実験心理学的研究による解明』というタイトルの講演を行いました.6/25:
雑誌『Housing Tribune』(創樹社)のVol. 390にインタビュー記事『新・すまい学 知覚から考える生活環境(前)』が掲載されました.6/24:
千葉大学スタートアップCOEプログラム「人間理解のための認知適応科学の創成」の第2回合同セミナーで,研究室のメンバーが以下の発表を行いました.
- 山下祥広. (2010). 複数の視聴覚刺激に対する注意の配分についての検討.
6/19:
早稲田大学の理工学術院の時間生物学の集中講議を行いました.6/18:
日本オプトメカトロニクス協会の技術部会で以下の発表を行いました.
- 一川誠. (2010). 両眼視差手がかりの感性効果.
6/10-11:
岡崎の生理学研究所研究会「視知覚の理解に向けて−生理,心理物理,計算論による探究」に参加し,以下の発表を行いました.
- 一川誠. (2010). 観察者の能動的操作が視覚情報処理におよぼす効果−視覚的運動と輝度変化のフラッシュラグ効果を用いた検討.
6/5-6:
山口大学で開催された日本時間学会の第2回大会に発表参加しました.日本時間学会第3回大会は2011年6月に千葉大西千葉キャンパスで開催の予定です!!
- 一川誠, 政倉祐子. (2010). 時間に関する錯視における視覚・運動協応.
5月:
5/7-12:
フロリダ州ネイプルスで開催されたVision Sciences Society第10回年次総会に発表参加しました.
- Ichikawa, M. & Masakura, Y. (2010). Reduction of the flash-lag effect in active observaton depends upon the learning of directional relationship between hand and stimulus movement.
4月:
4/17:
千葉大学スタートアップCOEプロジェクト『人間理解のための認知適応科学の創成(CogAS)』の第1会合同セミナーを開催しました.本研究室からは以下の発表がありました.
・ 山田 美悠. 同期性が周期的構造の視聴覚刺激の印象形成に及ぼす効果.
・ 山下 祥広. 損失利得法を用いた視聴覚間の注意の交互作用の検討.
3月:
3/26:
九州大学で開催された学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B)『印象,知覚,意識を包含した心的時間についての複合処理モデルの構築』の研究集会に参加しました.3/23:
学部卒業式と祝賀会が開催されました.本研究室からは笠間優里さん,國松諒君,住吉沙織さん,首藤悠介君,福井智子さん,山田美悠さん,鑓水夏海さんが卒業されました.おめでとうございます.3/19:
山口大学時間学研究所で開催された時間学セミナーで『視覚の時間特性に自己受容感覚が及ぼす効果:明るさのフラッシュラグ効果』というタイトルで講演を行いました.
2月:
2/28:
2月28日から4月4日まで千葉市科学館で開催されている『時間旅行店-TIME!TIME!TIME!』に合わせて,『時計の時間,心の時間:楽しい時間はなぜすぐすぎる?』というタイトルの講演を行いました.2/22, 23:
アクロス福岡で開催されたThe 3rd International Workshop on Kanseiに発表参加しました.
- Ichikawa, M. (2010). Apparent temporal order of two stimuli depends upon the depth position: effects of voluntary and involuntary attention.
- Kouroki, M., Matsuda, K., Ichikawa, M., & Kusumi, T. (2010). The effect of time interval on the J-curve effect in advertising.
- Yamada, M., & Ichikawa, M. (2010). Effects of asynchrony in periodic audio-visual stimulus on the impression formation.
1月:
1/20-22:
工学院大学アーバンテックホールで開催された日本視覚学会の2010年冬季大会に発表参加しました.
- 一川誠. (2010). 垂直に配置された視覚刺激の奥行位置と提示順序の知覚.
- 山田美悠, 一川誠. (2010). 視聴覚刺激の同期性が視覚刺激の印象形成に及ぼす効果.